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目次
たった1分で人生が変わる片付けの習慣の概要
この本は片付けの方法がストーリー形式で解説されています。
主人公の女性が片付けを通じて人生が好転していく様子が描かれています。片付けは昔から苦手だったが、偶然出会ったかたづけ士の小松さんにアドバイスをもらいながら成長していきます。
営業の仕事も全然成果が出ていなかったのに、片付ける事で効率も上がり営業成績も上がっていきます。
実際の人生ではこんな風に進研ゼミの漫画みたいにうまい事行くばかりではないと思いますが、かたづけることで人生が良い方向に動くというのは私も同感です。
なかでも面白いと感じたのは、かたづけには3つの漢字が当てはまるという考え方です。片付けと型づけと方づけの3つです。
片づけは散らかった状態にかたをつけ、リセットする事
型づけはリセットした状態を習慣化する事
方づけはそれからの人生を良い方向へと方針づける事
言葉遊びといえばそこまでですが、すごくいい考え方だなと読んでいて思いました。
たった1分で人生が変わる片付けの習慣で印象に残った話3つ
片付けはリセットと習慣化
片付けは今の散らかったよくない状況をリセットして、その状態を維持するための行動を習慣化することで達成できるという考え方です。
片付けって一度きれいにしただけではだめで、片付けしたい人はみんな綺麗な状態をキープしたいはずなんですよね。
その両方を指して片付けと呼んでしまうと、話がややこしくなるのは私も感じてたので、いい分類の仕方だなーと思いました。
これはリセット、これは習慣化、と分けて考えると、片付けの目標達成に向けての行動を決めやすくなります。
こういうわかりやすいロジック、すきです。
21日間続ければ習慣化
かたづけはリセットと習慣化といいましたが、習慣がついたと判断できるのは21日間継続したらと小松さんは考えています。
どこから習慣化と呼べるかは所説ありますが、3週間というのは私も聞いたことがあります。
この本では当然片付けの習慣化ですが、他のことでも習慣化の基準になると思います。
このブログの更新もブログを書くことを習慣化するために、21日以上連続更新することを最初に目標にしました。
実際、この記事を書いている段階で40日以上の連続更新をしていますが、ブログの更新が日課になっています。仕事の合間もブログのことを考えるようになっています。
21日からデジタル的に習慣へと切り替わるわけではないですが、3日坊主を脱したいと思っている人はまず21日の継続を目指してみてください。7回の3日坊主を連続すると思えばできそう・・・でもないか。
15分整理でもできる事は多い
15分の片付けで家をリセットしましょうって話が出てきます。
短い時間だけ片づけて、習慣化しましょうという話はちょこちょこありますが、本書では15分を提唱しています。
15分だと、短いのに結構たくさん片づけられるという風に感じられるちょうどいい時間だそうです。
確かに、毎日ちょっとずつって言われても、5分だとやっぱりできる事が限られるし、ちょっとややこしい場所に手を出したら5分なんて一瞬ですもんね。
その点、15分だと小さい事なら意外とたくさんできますし、込み入った場所の整理でもそれなりに進める事が出来ます。
人生を変える片付けに挑戦する際に、15分だけでいいっていうのは破格ですよね。
一度15分片付け、やってみてはどうでしょう。
まとめ
今回は小松易さんのたった1分で人生が変わる片付けの習慣を紹介しました。
コミック版ですらすら読めて、かたづけのマインドもしっかり学べるよい本でした。
特に、かたづけの3つの解釈は面白かったです。ああいう言葉遊びっぽいのすきなんですよね。
ただ、ケチをつけるわけではないですが、取って付けたような恋愛要素はなくてもよかったかなーと思いました。
とはいえ、本筋の片付けに関してはとても分かりやすく、生活がどのように好転するかも描かれているので、モチベ上げにもいい一冊だと思います。
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