【書評】28文字の片付け

yur.3の28文字の片づけを紹介します。

格言的な言葉がたくさんで面白かったです。

ちなみに、著者のyur.3は「ゆりさん」と読むらしいです。私は最初読めませんでした。笑

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28文字の片付けの概要

28文字の片付けの全体的な印象は、オシャレかつ片付けマインドセットに効果的な本って感じでした。

まず、写真たっぷりかつ、短い格言的なフレーズが次々と出てくる感じの本なので、するっと読めちゃいます。あと、女性目線での内容もありますが、性別問わず楽しめる片付け本です。

短いフレーズがメインなので、具体的な片付けの手順とか収納方法のサンプルとかそういうのは基本的にないです。

一部、yur.3の家のアイテムとか収納について紹介されていますが、コラム的な感じなので分量としては少ないです。ただ、結構がっつりご自宅の様子を公開されているので、参考にしたい方にはうれしいかも。

タイトルで28文字とあるように、短い言葉で本質的な、ハッとさせられるような言葉がたくさん載っています。

具体的な方法というよりは、少し抽象的だけど大事なマインドとかを知れる本だと思います。

28文字の片付けで印象に残った話3つ

それでは、ここからは私が読んで印象に残った話を紹介します。

今回は3つとも印象に残った言葉の引用です。

詳しく読みたい人は買ってみてください。

“「着る服がない」と嘆く人ほど着ない服はたくさん持っている。”

めちゃくちゃ皮肉が効いてて好きな言葉です。

ちょっと性格がひねくれてるので、上質な皮肉がとても好きです。

とはいえ、ただの皮肉ではなく、余分なものを減らして豊かに暮らそうというメッセージが込められてますよね。

自分も以前はこのシャツ最近着てないなあと思いながらも、いつも着るのは少数の使いまわし。そんな状況だったこともあります。

でも、普通に着れるし手放しすところまで踏ん切りがつかないんですよね。

でも、着ない服なんだからとっとと手放して、ちゃんと着るお気に入りの服をもう一度買った方が良かったんですよねー。

この言葉を聞いてドキッとしたあなた。クローゼットを開いて、たくさんある着ない服を減らしませんか?

“減らすという家事”

家事の量はモノが増えるにつれて増えるんです。

これ意外と気づいてない人多いと思います。

極論、部屋に机だけがポンとある状態なら、掃除も片付けもめちゃくちゃ楽ですよね。というか、ほぼしなくていいはず。

そんな精神と時の部屋みたいな家の人はいないにしても、モノであふれかえっている家とすっきりした家ではそもそもの掃除や片付けの難易度が違います。

片付けや掃除が苦手なんです。と思う人は、今自分が持ってる物量が多すぎないか考えてみてください。

多いな、と思う人はまず最初に減らすという家事をやってみるのはどうでしょう。

“「いつか」使う物に「今」を占領されないように。”

ちょっと言葉遊びっぽくて面白いワードですよね。

使わない物は手放しましょう、っていうのは聞いたことあるかもしれませんが、こういう言い方の方が考えさせられるというか心に響きますよね。

使わない物が今の生活を圧迫していることに気づかせてくれます。

今暮らしづらいなー、と感じているのは「いつか」使う物に邪魔されているからかもしれません。

損したくない思いから取っておいてるはずなのに、逆にそれが今の生活のクオリティを下げているって皮肉っぽいですよね。

占領されないように、今や直近で使う予定のないものは手放していきましょう。

まとめ

今回はyur.3の28文字の片付けを紹介しました。

おしゃれでハッとする言葉がたくさんで面白かったです。

片づけって収納アイデアとかに注目されがちですけど、マインドを変えないと片付かない事って多いんですよね。

あと、性別問わず楽しめる本ですが、女性目線の内容も多いので、女性は特に面白いかもしれません。

紹介した以外にもたくさんの言葉が載っているので、興味がある方はぜひ読んでみてください。

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この記事を書いた人

整理収納アドバイザーのショウヤです。家の収納を増やせるトランクルームについて発信しています。

家を綺麗にしたら気持ちも頭もスッキリしてから、片付けにハマりました。
本業はメーカーのエンジニア。趣味はDIY。

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