【書評】男の部屋の整理術

 

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男の部屋の整理術の感想

「男の部屋の整理術」では、タイトルの通り男性の部屋の焦点を当てて整理の方法が書かれています。

1章では場所ごとに解説、2章ではモノごとに解説してあり、身の回りのこと殆どに対して網羅されてると思います。

ここまで具体的に各場所やモノについて書いてるのはありがたいですね。

また、図や絵が非常に多いので、すごくサクサク読み進められるのもいいですね。

ただ、男のとありますが、必ずしも内容が男性のみに当てはまる内容かというとそうではないです。

散らかりやすい郵便物のうまい処理方法なども書かれていますが、こういうのは女性でも参考になると思います。

とはいえ、男性向けの本であるのは間違いないです。Yシャツやスーツの収納についてだったり、そのほかいろいろな部分で差し込まれる絵や図でも、男性が良く持っているモノをサンプルに解説されています。

一つ残念だったのは、網羅的に書かれているので、一つ一つの解説の内容が少し少なかったり薄く感じる部分があったことですね。ページの都合もあるでしょうし、ある程度は仕方ないと思います。

男の部屋の生術で印象に残った話3つ

それでは、ここからは私が読んで印象に残った話を紹介します。

詳しく読みたい人は買ってみてください。

雑誌は半透明ボックスへ

薄い雑誌とかはそのまま本棚に入れると、倒れてよれたりするので、半透明のファイルボックスなどに入れると良いとありました。中身も見えるから、あまりにも古くなった分も気づきやすい!あんまり自分は薄い雑誌は買わないのですが、アイデアとしていいなーと思いました。

我が家にある雑誌はもっぱら漫画雑誌なので、それなりの厚さがあるのでよれることはないですが、いかんせん分厚いのですぐ邪魔になります。昔は1年分くらい残ってたりしましたが、今は増えすぎる前に捨てちゃいます。

靴は下駄箱になくてもいい

靴は下駄箱に入れないといけないという固定観念ありませんか?私はありました。

季節ものの履物は、下駄箱じゃなくて押し入れでもよくね?という話が本書では登場します。

言われてみればその通りで、季節ものでなくても、使用するタイミングが限られる履物はクローゼットにしまうのもアリですよね。我が家は下駄箱がけっこう広いので、あまり気にしていませんでした。

しまう時は箱や袋に入れると湿気にやられそうな気がするので、なるべく風通しがよい状態にしてしまうのがよさそう。

本棚に新刊コーナーを設ける

本書では本が読まれないまま溜まっていかないように、手に取りやすい新刊コーナーを新しく買ってきた本の置き場所にするというアイデアがありました。

本が好きな私ですが、この発想はいままでありませんでした。なるべく積読にならないように、今読んでいる本を机の横かベッドの横に置いて一冊ずつ読み進める様にしていました。それでも散らかることは基本的にないのですが、本屋さんみたいに新刊コーナーを作れば、飾る楽しみも増えるのでいいと思いました。どこか場所を考えて取り入れたいと思います。

著者紹介

著者の小松易(こまつやすし)さんは、片付けを習慣化するという事をコンセプトに、片付けのコンサルや講演を行ってこられた片付けのプロフェッショナルです。

片づけって一回やったら終わりじゃなくて、きれいな状態を維持することが目的です。そのためにはやはり習慣を変える必要はあると思うので、習慣化をコンセプトっていう目の目の付け所がいいですよね。

ちなみに、このほかにもいろいろな片付けの本を出版されています。

 

最後の片付けの書評まとめ

今回は小松易さんの男の部屋の整理術を紹介しました。

図が多くて読みやすいのと具体的なアクションで書かれている事が多いので、自分に合いそうな内容はすぐに実践できるのがいいですね。

部屋を綺麗に整理したい男性は読んでみてはどうでしょう。

今まで片付けにまじめに取り組んでこなかった人にこそぴったりの本だと思います。

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この記事を書いた人

整理収納アドバイザーのショウヤです。家の収納を増やせるトランクルームについて発信しています。

家を綺麗にしたら気持ちも頭もスッキリしてから、片付けにハマりました。
本業はメーカーのエンジニア。趣味はDIY。

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