[st-kaiwa2]トランクルームを使ってみたいけど、カビたりしないか心配。
カビない場所の選び方や対策があれば知りたいな。[/st-kaiwa2]
結論としては、トランクルームでカビが発生するリスクはゼロはありません。
なるべくカビが発生しにくいサービスを選び、可能な範囲で対策しておくことがおススメです。
本記事では宅配型と店舗型に分けて解説します。
[st-kaiwa1]整理収納アドバイザーのショウヤです。ツイッターもやってます。お問い合わせはこちらまで。[/st-kaiwa1]
目次
結論:おすすめのカビ対策
トランクルームを使う際には次の対策をお勧めします。
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【宅配型】段ボールに除湿剤を同梱する
【店舗型】すのこや収納時のレイアウトを工夫する
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対策の詳細については下で解説しています。おすすめの除湿剤はドライペットです。
ただし前提として、カビの観点から考えるとトランクルームは屋内型か宅配型を使うことをお勧めします。なぜなら、屋内型と宅配型では倉庫内の温湿度が管理されていることがほとんどだからです。
それに対して屋外型では基本的に空調がありません。湿度が高まる季節にはどうしてもカビが発生しやすくなります。屋外型のトランクルームを利用する際は、そもそもカビやすいものは預けないようにしましょう。
宅配型のトランクルームについてはコチラの記事「宅配型トランクルーム10社を比較!片付けのプロが後悔しない選び方を解説します。」にまとめています。
カビが発生する条件
カビの対策について考える前に、カビが発生する条件について確認します。
温度
カビが発生しやすい温度は20~30℃くらいと言われています。
季節で考えると、春~秋はカビが生じやすい季節と言えます。
冬以外は発生しやすいといえますが、冬は結露が生じやすいため気を付ける必要があります。
湿度
湿度は70%を超すとカビがかなり発生しやすくなるとされています。<参考:文科省>
60%以下にコントロールすることで、カビの発生を抑える事ができます。
夏場は特に空調を使って湿度を調整しないと、カビやすい環境になりやすいです。
栄養分
カビの栄養になる成分があると繁殖しやすくなります。食べ物のカスや皮脂汚れがあるとカビの栄養分となってしまいます。収納する際にはきれいに掃除やクリーニングをしてから収納しましょう。
トランクルームのカビ対策
それではここからはカビ対策としてできる事を解説していきます。
[st-kaiwa1]トランクルームに預けている荷物がカビによって痛んでも補償の対象外です。
自分の荷物はしっかりと自分で守りましょう。[/st-kaiwa1]
宅配型トランクルームの場合
除湿剤を入れる
これが最も有効な自分でできる対策です。
カビは湿度を60%より少なく保つことで発生をかなり抑えられます。
除湿剤を同梱することで、保管中の湿度を下げる事が出来ます。
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除湿剤は成分の違いによって3種類に分けられます。収納時の段ボールに同梱する場合はB型シリカゲルがおススメです。
屋内型に置いておくなら塩化カルシウムタイプもアリです。
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[st-mybox title=”参考” fontawesome=”fa-file-text-o” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#fafafa” borderwidth=”1″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 塩化カルシウム:除湿力が高い。水分を吸収して最終的に液体のようになる。
- A型シリカゲル:低湿度で高い除湿力を発揮。医療現場などでよく使われる。
- B型シリカゲル:高湿度で高い除湿力を発揮。湿度が低いと逆に水分を出す。
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[st-kaiwa1]カビが発生しやすい湿度60%以上で高い除湿力を発揮するB型シリカゲルがおススメです。
例えば、下のシート状の除湿剤もB型シリカゲルを使ってます。[/st-kaiwa1]
温湿度管理しているサービスを選ぶ
宅配型のトランクルームではほとんどのサービスで温湿度管理をしているので、そこまで気にする必要はありません。
しかし、各社で管理している温度や湿度の範囲は異なるため、より徹底して管理している所を選ぶ事でさらに安心して荷物を預けられます。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#fffdab” bordercolor=”#fffdab” bgcolor=”#fffdab” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”0px 0 0px 0″]例えば、有名どころのサマリーポケットでは365日24h温湿度を管理しており、温度10~28℃・湿度40~65%というカビが発生しにくい条件にしています。[/st-mybox]
箱詰め前にクリーニングする
カビの栄養がたくさんあるとカビは発生しやすくなります。梱包する前にキレイにすることで、養分を取り除きましょう。衣類であればクリーニングしておくと◎。
店舗型トランクルーム
店舗型の場合はさらに2種類に分かれます。
屋内型トランクルーム
宅配型と同じように基本的には温湿度管理されている所が殆どです。
対策は宅配型と同じでよいでしょう。
屋外型トランクルーム
カビやすいものを預けない
前提として、屋外型の場合は基本的に空調もなく、カビが発生しやすい環境です。
衣類や書籍といったカビに弱いものは基本的に預けないようにしましょう。どうしても保管したい場合は仕方ないですが、カビる可能性もあると覚悟しておいた方がいいです。
絶版の書籍など、大事はモノは屋外型のトランクルームには預けないようにしましょう。
すのこでかさ上げ
すのこの上に荷物を置くことで、カビが発生しにくくなります。トランクルームですのこを使うメリットは2つです。
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1.トランクルーム内の空気の流れをよくする
2.結露した水分から逃げられる
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屋外型トランクルームには空調がないため、なるべくトランクルーム内で空気が動くスペースを作っておくことで、通気性が良くなり、少しでもカビが生じる確率を下げられます。
また、季節によってはどうしても結露が生じてしまいますが、すのこに乗せる事で壁から垂れてきた水から逃げることができます。
壁から放して置く
こちらも結露対策の一つになります。
壁ギリギリまで荷物を置いておくと、結露した際の水分がかかってしまいます。濡れてしまうと一気にカビが発生しやすくなってしまう為、なるべく壁から放して保管するようにしましょう。
定期的に換気
湿度を低くするには換気が重要です。
週に1,2回の換気ができればかなりカビのリスクを抑える事ができます。
そう何度もトランクルームまで足を運ぶのも面倒だと思いますが、カビを生じさせないためには換気が効果的です。通勤経路の近くだったり、ちょっと寄り道が苦でない距離にトランクルームがあるなら、定期的に換気した方がベターです。
[st-kaiwa1]ただ、自分だったら面倒なので、素直に宅配型や屋内型のサービスを探しますね(笑)[/st-kaiwa1]
まとめ
トランクルームのカビ対策についてご紹介しました。
せっかく預けた荷物にカビが生じるのはすごく残念なので、しっかりと対策しておきましょう。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#fffdab” bordercolor=”#fffdab” bgcolor=”#fffdab” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”0px 0 0px 0″]屋内型トランクルームでは空調完備と書かれていることが多いですが、実際の保管スペースがどんな感じか自分の目で見ておいた方が無難です。
また、同じ会社でも建物(店舗)によって空調設備の強さが違うこともあります[/st-mybox]
空調完備のトランクルームの一つであるキュラーズでは、無料で保管スペースの下見もできるので、温度や湿度の感じを実際に体感してから申し込むことができます。キュラーズについては下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
屋内型トランクルームのキュラーズを徹底分析!評判通り安全だけど、少し割高かも・・・
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