こんにちは、整理収納アドバイザーのショウヤです!
今日は整理と整頓の違いについて紹介します。
私も小さい頃は、周りの大人から整理整頓しなさい、とよく言われていました。
でも、その整理と整頓の違いとか正しい意味を教えてくれる人ってあんまりいなかったです。
片付けをするときは、ちゃんとその違いが分かっていないと、上手に片づけられないのに。
意味の違いと、どんなふうに片づけに使っているか解説します!
目次
整理と整頓の違い
まずは整理と整頓の違いを見てみましょう!
整理
不必要なものを取り除くこと。ー広辞苑 (岩波書店·広辞苑第六版)ー
広辞苑によると、整理とは不必要なものを取り除くこととあります。ほかにも意味がありますが、片付けにおける整理はこれを意味します。
重要なのは、あくまで取り除くことであって、置いたり収納したりする意味はないんですよね。
平たく言えば、要らないもの手放そう、ってことです。
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整頓
よく整った状態にすること。きちんとかたづけること。ー広辞苑 (岩波書店·広辞苑第六版)ー
整頓は整った状態にすること。となってますね。
かたづけること、とあるように、一般的に言われる片付けは整頓の場合が多いですよね。
たぶん、整理整頓をするように言われたら、整った状態にする人がほとんどだと思います。
でも、それは実は整理整頓ではなく、整頓だったんです。
おどうぐ箱の中身を整理整頓しましょう!って言われたら、中に入っているものを綺麗に並べてましたよね?
このペンはあまり使わないから持って帰ろう、とかしてた人は片付けのセンスがあります。
(私は、奥から出てくるクシャクシャの紙を捨てていたので、ちゃんど整理していましたヨ。
…嘘です。明らかなごみを捨てるだけでは整理とは呼べないです。)
片付けは整理が肝心!
それでは、整理と整頓の違いがわかったところで、家の片付けとかする時はどないしたらええんや、って話に移ります。
もちろん、どっちもするんですが、重要なのは整理です!
なぜなら、整理が不十分だと、そもそもの物量オーバーでどう頑張ってもきれいに片づけられないからです。
整理してモノが減った状態から、整頓して綺麗に家の中に配置していく。というのが、理想的な片付けの流れになります。
整理が適切にできないと、不必要なものが残ったままになってしまい、きれいに家に配置することができません。
片付けで大変なのは、ここでいう不必要かどうかの判断です。上手に整理するのはけっこう難しいです。
仮に、AさんとBさんがまったく同じ持ち物を持っていたとしても、何が必要かはAさんとBさんで異なります。
さらに言えば、同じAさんでも、住んでいる家の間取りやキャパによって、ベストな整理は変わってきます。
今の自分の生活に合わせて、必要なものと不必要なものを分ける必要があります。
整理のコツや考え方はいろいろありますが、一番ベースになるのは「今の生活で使っているかどうか」です。
使ってないものを取り除き、必要なものだけにしたら、次は整頓です。
家の中のどこに配置していくかを考えます。
うまく置くためのケースや棚が不足したら、買い足します。(先にケース買っちゃう人がいますが、逆なんです)
整頓する時は、自分たちが使いやすいように配置することになりますが、
ベースの考え方としては、次使いやすく、次しまいやすく、を意識しましょう。
整頓はかたづけること、とありましたが、片付けは収納スペースにしまい込むことではありません。
使ってこそモノの価値は発揮されるので、取り出しやすく、使った後もまたしまいやすくすることが大切です。
ケースを細かく用意しすぎて、マトリョーシカ状態の収納にはならないように気をつけましょうね。
(よく使うものと取り出す時に、戸棚を開けて、コンテナを取り出して、収納用の箱を開けて、、、なんてやってたら、面倒くさくて次片づけられないですよね。絶対出しっぱなしになります。笑)
まとめ
今日は整理と整頓の違いについて解説しました。
モノを減らす事、モノをキレイに配置する事をそれぞれ2つの作業に分ければ、片付けもやりやすくなるんじゃないでしょうか。
とはいっても、整理は結構難しいので、今後もコツなどを紹介していきたいと思います。
雑学的にも整理と整頓の違いは話のネタのなると思うので、明日まわりの人に話してみるのもいいかもですね。
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